パトリック1.5歳という映画でわかること

『パトリック1.5歳』という映画は、2008年に製作されたスウェーデンの映画で、同性愛カップルが養子を求めていたが、そこにやってきたのは、15歳の悪ガキだったという、コメディ調の映画です。

コメディドラマというジャンルに分類されているパトリック1.5歳ですが、コメディだけでなく、結構シリアスな部分も含まれています。

まず、この映画は同性愛カップルの夫婦というあまり一般的には知られていないところにスポットを当てています。日本でも同性婚を認めるパートナーシップ法を取り入れる自治体が増えてきている。この映画が製作されたスウェーデンも同性婚を認める数少ない国のひとつで、多様な家族形態に慣用的な文化があります。

その中で、同性カップルの養子縁組というのは、かなりデリケートな問題といえます。映画の中でも主人公たちが養子縁組を何度も求めて役所に訪れるというシーンがあり、映画からその大変さがわかります。

結局、養子縁組が上手くいかず、やっと養子縁組ができるとなって家族に迎えた子供は15歳の不良少年だっというのですから、問題がさらに大きくなってしまうのは仕方のないことなのかもしれません。

ストーリー的にはコメディとして見ることもできるのですが、やはり同性婚、同性カップルが直面する社会での問題点も浮き彫りになっていて、映画からこうした社会風刺を読み解くのもいいかもしれません。

映画館で見た方がいい映画

家で映画を見るときと、映画館で映画を見るときには大きな差があります。
スクリーンの大きさも違いますし、音響も大きく違います。

例えば映画「タイタニック」は映画館で観るべき映画で、家のテレビの画面で見ると、
CGの処理の後が目立ってしまって興ざめするところがあります。大きなスクリーンでは気づかないところにテレビ画面だと気づくことがあるのです。

そういう意味で言うと、ジョージルーカスのスターウォーズシリーズはまさに映画館で観るべき映画だと言えます。

スターウォーズは映画館がまるでパーティー会場になったかのような雰囲気ができてしまって、
そこにいるだけで楽しくなってくるのです。映画の出来不出来には関係なく、みんなでパーっと楽しむというような映画なのです。

ニューヨークの有名なシアターでの上映では、皆、コスプレをしていて、
映画を心から楽しもうというような雰囲気があり、画面にR2D2が出てきたり、C3POが出てきたら拍手喝采で大いに盛り上がるそうです。

観客の反応も映画の一部になっているような感じがするのです。
ジョージルーカスは映画館で上映されることを計算して映画を作っているのだろうと思います。

デートで高感度を確実に上げる映画の選び方

デートで高感度が上がりやすい映画は今ならアニメの感動作などが良いのですが、いつでもあるわけではありません。自分が見たいと思っているものが相手にとって面白い可能性は100%ではありません。

相手がどんな映画が好きなのか把握している場合は、それに似たストーリーの作品を選べば良いのですが、恋愛映画などは基本的には男性にとってはあまり楽しいものではありません。

ストーリー展開としてはいろいろ迷った挙句にパートナーの愛情に気がつくといったものが多いので、自分にとって退屈な作品になるかもしれません。高感度を上げるためには二人共が楽しまなければなりません。

そのためには好みが偏るような作品ではなく、男女ともが楽しめるアニメの人気作品がベストかもしれません。

2016年に放映された『君の名は。』などは、ストーリー展開があまり難しくないので、二人で楽しむことができます。

もう一つの人気作の『シンゴジラ』の場合は、好き嫌いが分かれる作品なので彼女にとって退屈な時間になってしまう可能性もあります。

また彼女がテレビドラマが好きな場合は、そのドラマのスピンオフシリーズを鑑賞するとドラマの話をしながら見ることができるので、デート中の会話もはずみます。